最低限の心配事

最低ウォリーのブログです。言葉の暴力をしたいです。 声変わりしてないヤツは帰りな。 Twitter:@siteAworry

「背景」のイントネーションはなぜ「拝啓」と混合されたのか?

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京都の景色の鴨川河川敷にて

 

さて

 

「背景」をどう発音されるか。景色やback groundの背景である。

「台形」などのように直線で読むか、「拝啓」と同じく1個目にアクセントを持ってくるか、という話である。

ここではわかりやすく「台形の発音」と「拝啓の発音」と仮に呼ばせてもらおう。

 

NHKの発音辞典にも「台形の発音」で掲載されていた。

 

しかしなんでか、去年くらいから急に、突然に、完全に、「拝啓の発音」に移行されたように感じるのだ。友達も使うし、ニュースキャスターまでも「拝啓の発音」。しかも誰も疑問に思っていない。

 

気づいた時には、あまりの「拝啓の発音」の浸透具合に俺は世界線飛んだのかタイムリープしたのかと焦ったし、気持ちわりぃと思っていた。

思っていたが。

好きな女性声優が「拝啓の発音」使ってたので「拝啓の発音」許すことにした。

吹けば飛んでく程度のプライド。

 

 

「代替」のこと「だいがえ」ではなく「だいたい」だし

「独壇場」も元は「どくだんじょう」ではなく「どくせんじょう」だし

「早急」は「そうきゅう」ではなく「さっきゅう」

それでも一般に浸透して、スマホで変換できるようになったら言葉の流行の勝ちである。

こうやって言語は絶えず流動的に変化していくのだなあと。

女子高生が淫夢語録を奪うんだもの。細かい日本語気にしてると友達いなくなるゾ。

何事も寛容的に。灰皿くらい大きな器で日本語を使おう。

 

 

とはいえ

 

 

漢字の読み違いが浸透するのは理解できるとして

背景をなぜ普段あまり使わない「拝啓の発音」を使う人が増えたのか、不思議である。

どこで読み方が変化する必要があったのか。

 

思うに

「拝啓の発音」が「台形の発音」よりも洒落てるような印象をみんな薄々感じ取っていたのではないだろうか。

同じ言葉を洒落た言い方ができるならそっちに流れるのも頷ける。

 

IT企業に就いた人が急にカタカナ用語を使い始めるように

毎年いろんな言葉や略語が流行るように

実はみんな心のどこかで違う言語体験を求めて、日本語を日々変化させているのではないだろうか。

 

きっと自分も間違って使っている表現は多々あるだろうから、偉そうに他人に注意することもあるまい。

結局、母国語の日本語でさえどのように扱おうか悩むのであった。

 


NHK 日本語発音アクセント新辞典